タイムトライアルチャンピオンシップ


2011.9.04
第1回 JBCF タイムトライアル チャンピオンシップ
JBCFロードシリーズ
 ●JPT(Jプロツアー) 第12戦
 ●JET(Jエリートツアー) 第19戦
 ●JFT(Jフェミニンツアー) 第19戦

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Jプロツアー タイムトライアルチャンピオン 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) [photo by ©綾野 真/ シクロワイアード]


【大会リポート】

JBCFロードシリーズ Jプロツアー第12戦
『第1回 JBCF タイムトライアル チャンピオンシップ』

日付 2011年9月4日(日)
会場 国営武蔵丘陵森林公園 サイクリング北コース(1周4.5km)
距離 9.0km(4.5km×2周回)

【Jプロツアー】
JBCFでは初の、ヒルクライムコース以外を使用する個人タイムトライアルのみでのレース。
1周4.5kmのコースは道幅が狭く、アップダウンを含みながらコーナーが連続するテクニカルなコースで、"難しいコース"と言われる。
この日は、台風の接近に伴い、前日から断続的な強雨と時折の強風。路面や風雨の状況がタイムへ大きく影響することも予想される。

レースはツアーランキングの降順でスタート。前半は激しい雨が叩きつけ、スリップする選手なども見られる。機材も濡れた路面への対策が重要となってくる。
後半、いよいよ総合上位の選手がスタートする頃、天候は小康状態となる。
トップタイムは、ツアーリーダーの増田成幸(宇都宮ブリッツェン)。タイムは12分25秒で、2位以下に20秒以上もの大差をつけて堂々の優勝となった。
2位は中村誠(宇都宮ブリッツェン)。宇都宮ブリッツェンのワン・ツーとなった。

ツアー総合1位のルビーレッドジャージは引き続き増田。自らの勝利をもってルビーレッドを守る。2位の畑中 勇介(シマノレーシング)との差は僅か。ツアー残り3戦、総合争いはほぼこの両名に絞られてきたが、激しい上位争いは続く。

1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 12分25秒78
2位 中村誠(宇都宮ブリッツェン) +21s
3位 畑中勇介(シマノレーシング) +22s
4位 西薗良太(シマノレーシング) +23s
5位 初山翔(宇都宮ブリッツェン) +26s
6位 鈴木譲(シマノレーシング) +28s
7位 若杉厚仁(宇都宮ブリッツェン) +38s
8位 青柳憲輝(シマノレーシング) +39s
9位 小坂 光(宇都宮ブリッツェン) +47s
10位 大久保 陣(パールイズミ・スミタラバネロ) +55s

【Jフェミニンツアー】
距離 4.5km(4.5km×1周回)

終始、激しい豪雨が叩きつける中でのレースとなったクラスタF。橋本みどり(なるしまフレンド)が7分14秒のトップタイムで優勝。引き続きツアーリーダーとなった。

1位 橋本 みどり(なるしまフレンド) 07:14.68
2位 和地 恵美(たかだフレンドレーシング) +0.47s
3位 菊池 香(なるしまフレンド) +16s
4位 栗田 由菜(スミタラバネロ) +57s
5位 笹本 智子(竹芝サイクルレーシング) +1m13s
6位 西塚 優美(SQUADRA CORSA cicli HIDE) +1m25s
7位 酒井 陽子(チーム・マリアローザ) +3m14s

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トップタイムは増田成幸(宇都宮ブリッツェン)

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2位には中村誠、宇都宮ブリッツェンのワン・ツー

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Jプロツアー表彰式

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橋本 みどり(なるしまフレンド)が優勝


photo by ©綾野 真/ シクロワイアード

 

【JBCF事務局からのお知らせ】


≪森林公園への入場方法等について≫

・北口駐車場(開門は7時)の奥、公園管理棟前に受付本部があります。
・駐車料金が別途かかります(普通車600円、大型車1,600円)。
・選手受付時、入園券を1人1枚お渡しします。その入園券を入場ゲートで公園側係員に手渡しての入場となります。
・公園内の競技コースと駐車場とを行き来する際には、ボディー布ゼッケンが再退出入のための入場パスとなりますので、必ず入場ゲートでゼッケンを公園側係員に示してください。
・出走サインは、スタート地点です。それぞれスタートの15分前までに済ませてください。
・各選手のスタート時間やゼッケンナンバーは、HPに掲載のレーサーリストあるいは当日配布のパンフレットでご確認ください。
・表彰式は随時、北口駐車場・特設ステージで行います。

(選手以外の方)
・チームスタッフや応援の方は、受付本部で入園券(280円)をご購入いただきますので、小銭をご用意ください。その入園券を入場ゲートで公園側係員に手渡しての入場となります。
 また、ご購入時に入場パスもお渡ししますので、公園内の競技コースと駐車場とを行き来する際には、必ず入場ゲートで入場パスを公園側係員に示してください。


[COMMUNIQUE No.2:2011.08.29]

1.競技内容について、E1、E3は予選(1周回)を行い、上位20名について決勝(1周回)を行う。E2は参加者が30名のため予選なしとする。

2.これにより、以下のようにタイムテーブルを変更する。
 E3/予選44名 1周 約4.5km 9:00スタート
 E1/予選59名 1周 約4.5km 9:50スタート(受付の終了時間は8:30に変更)
 F1,2/決勝10名 1周 約4.5km 11:20スタート
 E3/決勝20名 1周 約4.5km 11:35スタート
 E2/決勝30名 1周 約4.5km 12:00スタート
 E1/決勝20名 1周 約4.5km 12:35スタート
 P1/決勝70名 2周 約9.0km 13:10スタート
※各人のスタート時間は、HPに掲載のレーサーリストを確認のこと。

3.予選で21位以下の(予選敗退)選手は、一律DNFとなるのではなく、 既定ポイント(E1=10ポイント、E3=5ポイント、DNF=1ポイント)の付与となる。なお、決勝進出者は、決勝ポイントのみが付与される。

[COMMUNIQUE No.1:2011.08.17]

1.競技内容について、Jエリートツアー(E1、E2、E3)は予選(1周回)を行い、上位30名について決勝(1周回)を行う。
なお、参加人数によって決勝進出者の人数は変更の可能性もあるので、注意のこと。

2.タイムテーブルの変更については、募集締切後、JBCFホームページにて発表を行う。


※本大会はヒルクライムコース以外を使用する個人TTとして当連盟初めてのチャンピオンシップです。本来は相当程度の距離にて競技すべきものですが、この公園の特性上複数の競技者がコース上を走行することには、難易度が高く、安全走行の個人差が大きいと考え、当初要項では原則1周回としたものです。
 その後複数チームから距離を伸ばして欲しいとの要望が事務局へ出されました。担当競技役員が検討した結果、参加する各選手がこのコースの特性を良く理解し必ず試走した上で、安全最優先で競技することを条件に以上のコミュニケ-1を発表するものです。



事務局からのご案内

コース内の写真をご紹介します。必ず試走をされるようお願いいたします。

 1-スタート地点、すぐ先にトンネルあり。


 2-S字カーブ。


 3-左カーブ。


 4-右カーブ。


 5-北コース(左)へ。右にはカラーコーン等設置。


 6-防護柵あり。


 7-右カーブ。


 8-ゴール前トンネル。