2011 富士山ヒルクライム


2011.6.19
第8回 JBCF 富士山ヒルクライム
JBCFロードシリーズ
 ●JPT(Jプロツアー) 第7戦
 ●JET(Jエリートツアー) 第11戦
 ●JFT(Jフェミニンツアー) 第11戦

富士

photo by Official Photographer Hideaki Takagi


【大会リポート】


JBCFロードシリーズ Jプロツアー第7戦 『第8回 JBCF 富士山ヒルクライム』
日付 2011年6月19日(日)
会場 静岡県駿東郡小山町 ふじあざみライン(須走口登山道を全面使用)
距離 全長11.4km(標高差1200m 平均勾配10% 最大勾配22%)

【Jプロツアー】
第6戦に続く、登りのみのヒルクライムレース。日本最高峰の富士山を一気に駆け上がる。最大勾配22%という急勾配はトップレベルの選手も蛇行するほどで、ツアー・オブ・ジャパンのコースとしても知られている。これまでの日本人コースレコードは、昨年の覇者、森本誠(イナーメ・アイランド信濃山形-JPT)が出した42分11秒。

天候はどんよりとした曇りで、中間点からは霧で視界がはっきりせず、路面も濡れている状況。レースは総合リーダーの増田成幸(宇都宮ブリッツェン)を守る宇都宮ブリッツェンが先頭を固めながらスタートし、徐々に人数が絞られていく。4km地点では、増田、狩野智也(ブリヂストンアンカー)、乾友行(竹芝サイクルレーシングJPT)の先頭3名となり、乾が積極的に前を引く。

5km地点で狩野が、7km地点で乾が離れ、増田が単独先頭となる。増田は淡々とペースを保ちそのままゴール、第6戦に続く2連勝を飾った。

ルビーレッドジャージは引き続き増田。この2勝により総合ポイントは2位以下を大きく引き離した。チームランキングも宇都宮ブリッツェンが大きくリードしている。

1位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)42分58秒
2位 乾友行(竹芝サイクルレーシングJPT)+1分12秒
3位 狩野智也(チームブリヂストン・アンカー)+1分22秒
4位 奈良基(ボンシャンス飯田JPT)+2分09秒
5位 菅野正明(Fuji-Cyclingtime.com Japon)+2分21秒
6位 高岡亮寛(イナーメ・アイランド信濃山形-JPT)+2分29秒
7位 南島康一(イナーメ・アイランド信濃山形-JPT)+2分47秒
8位 森本誠(イナーメ・アイランド信濃山形-JPT)+3分00秒
9位 栂尾大知(パールイズミ・スミタ・ラバネロ)+3分03秒
10位 中野清太郎(オーベストディープラスデザイン)+3分10秒

【Jフェミニンツアー】
第6戦でも活躍を見せた、橋本みどり(なるしまフレンド)が、2位以下に大きく差をつけて優勝。

1位 橋本みどり(なるしまフレンド)1時間01分19秒
2位 佐藤咲子(Ready Go JAPAN)+2分20秒
3位 角尾恵(スミタ・ラバネロ)+8分36秒

富士

宇都宮ブリッツェンが先頭を固める

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徐々に先頭が絞られる

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増田成幸(宇都宮ブリッツェン)が単独先頭

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増田がツアー2連勝

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橋本みどり(なるしまフレンド)が大差で優勝を決める

photo by Official Photographer Hideaki Takagi